松坂屋前 久屋広場にて 2013年12月 7日 土曜日
12月6日 金曜日、特定秘密保護法が参院国家安全保障委員会で強行採決され、可決されました。
夕方、国会議事堂前で大きな反対デモのニュースが流れ、名古屋の栄でも警察官の見守る中、松坂屋前のエンゼル広場で反対集会が行われていました。
冷たい風にのぼり旗が揺れる中、中京テレビが生放送で中継していました。
皆さん、この法が参院本会議で決議可決され、その後何もかも秘密のまま集団的自衛権の行使、憲法9条の改正へと、どんどんきな臭い方向へと進んで行くのではないかという懸念に恐れを抱き、強引な感じを否めないかに見える与党の姿勢に怒っています。
テレビや新聞でも、何故そんなに急ぐのかと著名人の方々が連日不満を訴えています。
デモも集会もダメ!! 普通の市民が警察に捕らえられてしまう。本当にそんな事になるのでしょうか?
国民の知る権利や自由な発言や表現まで、政府に監視されてしまうのではないか。
戦前の日本を知っているお年寄り達も不安を訴えています。
そもそも何故、日本に限らず国どうしが戦争することを前提に政治を動かして行かなきゃならないのか。
先進国ってなんだろう.........

21世紀になってもこのレベルかと、情けないものです。
今も戦争や内戦をしている国があるのも事実です。
でも、陸も海も空も人間のものではありません。
地球のものです。人間は、この地球に寄生させて頂いているのです。
我々は、この地球でしか生息することができません。
仲良くやって行くしかないのに......
グローバル化が進み、今それぞれの 国の政治を司る議員の責任は過去の歴史にないほど重大です。
選らばるれた議員達は、目先の欲得ではなく、もっと国民の目線で未来を考えて欲しい。そんなリーダーは日本にはもう現れないのでしょうか。
そして、6日深夜、参院本会議で 自公のみで賛成、可決。
この国は、どこに向かって行くのでしょうか。
原発事故で、東北地方に計り知れない犠牲を負わせて尚、原発推進政策を実行しようとする日本政府。
廃棄物処理の見通しは永遠に無理なのに......
子供でもわかることが、何故わからない。
その気になれば、自然エネルギーの他、社会の仕組みを転換すれば、明るい未来を創造出来る可能性があるのに。
歯がゆい思いをしている国民は沢山いるのではないでしょうか。
今一度、政府はどこを見ているのか。何を目指しているのか。
政治が、とっても遠く感じます。