観世宗家展2013年10月31日 木曜日
お友達から松坂屋南館で開かれている「観世宗家展」のチケットを頂いたので、本日観てまいりました。
その方面には、めっぽう!!うとい私、観る前は、「能」かぁ~..........................................。」 という感じでしたが、
中に入ると、その優美で幻想的なのに何故か力強い世界。(*^_^*)

まずはその装束のきらびやかな細工の威厳に満ちた風格に室町時代から受け継がれて来た伝統を感じました。
「能」というと私はまず、あの目が特徴の、なんとなぁ~く怖い、夜ひとりで見たらぜったぁ~い怖い~~(゜o゜;)
「能面」を思い起こすのですが、最後ビデオで観世宗家の二十六代目の説明を拝聴したところ、(゜-゜)
あの最も恐ろしい二本の角が生えた「般若」のお面の鬼気迫る表情の中にも、鬼にならずにはいられなかった深い深い悲しみを感じることが出来ました。
そして「能」の演舞の中の動きの一つ一つに悲しみ・歓喜・怒りなどの表現の決まり事があり、
その基本は「構え」という、ものすごく微妙でシャキッと美しく静かな立ち型にある事を知り「能」の世界が少し身近に感じられた一日でした。 (^-^)