医療現場でソシオエステティックの活動ができるのは、ソシオエステティシャン講座の修了生のみで、美容従事者や看護師はその活動を行うことができません｡プロのエステティシャンが講座を受けてソシオエステティシャンとして活動することが重要なのです。
フランスでは、ソシオエステティックの講座受講には条件があります｡
それは、エステティシャンの国家資格と職務経歴を持っていること｡
彼女たちは17週間、612時間におよぶソシオエステティック講座を受講する必要があり、その中には医療機関での研修も含まれます｡
現在フランスでは1300人のソシオエステティシャンがおり、うち3人は男性です。フランス全土で活動しており、医療機関だと病院、クリニック、老人ホーム、リハビリ施設等で活動しています｡
福祉機関では、福祉施設、弱い立場におかれている人の集会所、障害者施設、職業案内所など｡全て、社会生活において様々な困難にある人逹が対象です。1300人のエステティシャンは各地方で集会を持ち、地方ごとに活動しています｡続く...
以上、日本エステティック協会会報誌2014年11月号より参照
以下、久屋大通公園の、冬のお花畑